個人再生すると連帯保証人はどうなる?迷惑をかけない方法も

借金が返しきれずに悩んでいる人の中には、奨学金など連帯保証人付きの借金があるという人も少なくないでしょう。

この記事では、連帯保証人付きの借金がある人が個人再生を行った場合の連帯保証人への影響について説明したうえで、連帯保証人に迷惑をかけずに借金を整理する方法も紹介していきます。

個人再生すると連帯保証人に請求が行く

個人再生は裁判所に申し立てて行う法的な手続きであるため、すべての借金を平等に整理しなければならないという決まりがあります。

そのため、連帯保証人付きの借金がある人が個人再生を行った場合、借金の残高は保証人に一括払いで請求されることになり、保証人に多大な迷惑がかかります。

連帯保証人付きの借金として注意したいのが、人的保証で借りた奨学金です。

奨学金も借金の一種とみなされますので、連帯保証人が付いている場合は奨学金の残高が一括請求されることになります。

連帯保証人に迷惑をかけたくないなら任意整理

連帯保証人に一括請求が行くのを避けて借金を整理したいなら、個人再生ではなく任意整理を選ぶのがよいでしょう。

任意整理は個人再生とは異なり、裁判所を通すことなく私的に行う交渉であるため、対象に含める借金を自由に選ぶことができます

例えば、奨学金200万円、アイフルからの借金80万円、アプラスカードの借金50万円の計330万円を借金している人の場合、奨学金だけは任意整理の対象とせずに、アイフルとアプラスカードの借金計130万円を任意整理することが可能というわけです。

任意整理では、個人再生とは違って元本自体は減額されませんが、利息や遅延損害金を全額カットとしたうえで返済期間を60回払い程度の長期にしてもらうことで、毎月の返済額を小さくできます。

上述の例だと、アイフルとアプラスカードの借金130万円は、利息である約39万円が0円になり、毎月の返済額が約47000円から約22000円まで減額可能です。

まとめ

個人再生ではすべての借金を同じように整理しなければいけないので、連帯保証人付きの借金であっても対象から外すことはできません。

連帯保証人付きの借金がある人が個人再生すると、連帯保証人に借金の残高が一括払いで請求されます。

連帯保証人に迷惑をかけずに借金を整理したい場合は、連帯保証人付きの借金を対象から外せる任意整理を利用するのがよいでしょう。