自己破産とは?借金自体をなくしてもらえる強力な手続き

大きすぎる借金を抱えてしまったり、収入があまりない状態で借金を負ってしまったりした人にぜひ知ってほしいのが、自己破産という手続きです。

自己破産では、借金額がいくらであっても0円にしてもらえます。

また、個人再生と違って自己破産できない条件というのもあまりないので、お金がない人でもできるという特徴もあります。

ここでは、自己破産とはどのような手続きなのかを簡単に説明したうえで、メリットやデメリットについてもまとめていきます。

自己破産とは?

自己破産とは、裁判所に申し立てを行い、財産を処分するのと引き換えに、借金などの支払義務をほとんどすべてなくしてもらうことができる、強力な手続きです。

自己破産は法律で認められている正式な手続きで、本人が経済的に再スタートを切るチャンスを作ることを目的としています。

そのため、生活に必要な最低限の財産は手元に残すことが認められています。

ただし、税金・年金、罰金や賠償金、養育費など一部の支払いは免除されません。

自己破産のメリットとは?

自己破産の最大のメリットは、何と言っても借金がほとんどすべて0円になるということです。

加えて、99万円以下の現金と生活必需品(衣類・寝具・家具・家電など)は「自由財産」として手元に残すことができるので、自己破産したら一文無しになる、というようなことはありません。

自己破産のデメリットとは?

自己破産の最大のデメリットは、財産が処分されてしまうことです。家や車、退職金見込額の8分の1、保険の解約払戻金など、20万円以上の価値がある財産は回収され、売却処分されます。

また、自己破産の手続き中は破産者という扱いになるため、金融業や警備員など特定の職業に就けなくなるというデメリットもあります。

さらに、信用情報機関に登録されてブラックリスト状態になり、クレジットカードやローンの利用、借金や分割払い、借金の保証人になることなどが約510年間できなくなります

まとめ

自己破産とは、裁判所に申し立てをして財産を処分する代わりに、借金をなくしてもらえる正式な手続きです。

自己破産の最大のメリットは、借金がいくらであっても0円にしてもらえることと、生活に必要な最低限の財産である自由財産を残せるということです。

自己破産のデメリットとしては、自由財産以外の財産を処分しなければならないこと、手続中は一部の職業に就けなくなること、ブラックリストに載って信用が必要な一部の取引に制限を受けることなどがあります。